Happy New Year! 2018

2018!明けましておめでとうございます。
 

昨年は新事務所への移転に始まり、
沢山の素晴らしい出会い、そして機会に恵まれ、色々なプロジェクトに携わる事が出来ました。
スタッフ一同、皆様に心より感謝申し上げます。
新年も変わらぬお引き立てのほど、お願い申し上げます。

2017年に携わらせて頂きました沢山のプロジェクトを振り返り それを礎に新年2018! 強く高くそして遠くに駆け抜けます!

    [ Project Archives 2017 ]

ONIGIRI ICHIGO 神戸深江店Ⅱ(担当:平野勇気)
ONIGIRI ICHIGO 神戸岩谷店(担当:嶋田貴之)
  2016年よりお手伝いをさせて頂いております「あきたこまちのおにぎり屋さん」プロジェクト。
2017年にはついに6店舗目を開店!
今年もまだまだ新展開を目論むRICEBALLさんから目が離せません。

tomi house /越後湯沢の家(担当:平野勇気)
豪雪地の湯沢町にて「高床」とか「風除室」とか「サンルーム」といったこの土地に古くからある
家作りのボキャブラリーを読み解き、新たな意味を加え編集を重ねていくことで、
「その土地の暮らし方や風景に働きかける建築」が、その土地の「型に習い」、そして「型を破り」 明快に実現出来たように思います。 新しいパッシブシステムの採用により、エアコン一台で快適に暮らして頂いております。

sa house /亀田旭の家(担当:桾沢和典※旧スタッフ. 平野勇気. 嶋田貴之)
農村集落の大きな敷地の分割から生まれてしまう均一な街並み。
そうした問題へのアプローチとして、 自然エネルギーの有効利用、排出CO2削減、エネルギー消費の高効率化はもちろんのこと、
それらを越えて、街並みの多様性を継承し、過去の文脈を未来につなぐ「持続可能な建ち方」を提案しています。
「町と家」「家と四季」をより親密なものとする開放的な生活が、 高密な住宅地の中で実現できたように思います。

se house /関屋の家(担当:平野勇気)
近隣から連なる築造30年を越える土木擁壁の上に浮かぶ、新しい建築。
土木と建築を、地上と地下を、そして屋内と屋外を行き来しながらのここでの生活。
それは生き物として、とても気持ちが良くそして懐かしい。

幹線道路沿いにありながら、そんな居心地が実現できたことを私たち自身感動しました。

m house /魚沼の家(担当:平野勇気. 間遼一)
「日常」にとって必要なもの、不要なものは人それぞれ。
そんな当たり前のことをあらためてクライアントと一緒に見つめ直すことで生まれた、
「身体の延長」にあり、そしてまた「それの一部」であるような建築。
クライアントとのスペシャルな選択の積み重ねから生まれたスペシャル建築なのですが、
それを越え、ただただ「なんだか心地よい」。

ishiyama house /中山の家(担当:吉川循大※旧スタッフ)
新潟市東区に計画をした、踏み入れることの出来ない大きな空白(ヴォイド)を囲む家。

wata house /西大畑の家(担当:間遼一)
新潟市中央区西大畑にてコートハウスを計画しました。
周辺の建物の建ち方を細かに観察し、模型による試行を重ねることで
古くからそこにあったような、家の大きさ、家の建ち型、町に対する家のふるまいを目指しました。

28&vin /青山のリノベ(担当:吉川循大※旧スタッフ)
新潟市西区青山駅近くにある築50年を越す木造家屋を、ナチュラルワインショップ&レストラン「28&vin」に改修。
庭には五葉松と石灯篭がこの家の歴史とともに鎮座し、店内には今日までに繰り返されてきた増改築の痕跡が残る。
これら全てがこれから始まる28&vinのインテリアに重なり、店のムードを作り出しています。
なんだかそれは、ここで味わうワインと取り合わせられるジャンルレスなお料理に似ていて、それがまたいい。
是非一度遊びに行ってみてください。
INFO: 28&vin

BROOCH /ブローチの樹(担当:嶋田貴之)
新潟市中央区紫竹山(紫鳥線沿)に位置するジュエリーショップBROOCHさん。
外装リニューアルのお手伝いをさせて頂きました。
自動車、自転車などの交通移動の激しい幹線道路沿において、
まさにその移動にともないパラパラメラメラと印象を変えていくファサードを提案。
それは樹々が花や実をつけていく様子に見えたり、指先に素敵なジュエリーを散りばめていく様子に見えたりと。
その時々の自分の気分を重ね、色々なシーンを作ります。
INFO:http://www.brooch.co.jp/

su house /浦山の家(担当:間遼一)
新潟市西区浦山にて工事の終盤を迎える「道の途中の家」。
敷地前面は海からゆっくりゆっくりと登る坂道の頂き。敷地奥には裏の大きな公園に続く細い露地がある。
海から裏の公園へと、この家が道となりつなぐ。道の両脇にある建物は散歩者を雨や陽射しから守る東屋のように。
生活を道に開き、道を生活に取り込み利用する。
そんな、「パブリックとプライベートの境界を遊ぶ」家つくりをクライアントと一緒に目指しました。
2018/1/13(土),14(日)に内覧会を開催。是非足を運んでみてください。

ab house /神道寺のリノベ(担当:平野勇気)
中央区神道寺に位置する築40を超すRCマンションのリノベーション。
RC打ち放しのカフェのようなLDK。パインフロアを張り、白く仕上げられた小さな機能室。
その二つの領域を行き来しながらの日常。家の中に少しだけ非日常性を引き込むことで、
梁や柱が大きく邪魔で、天井が低い、そんなマンションライフが、
いつまでも居たくなる気持ち良い拠り所へと変身します。
新年早々着工します!

ak house /程島の家(担当:嶋田貴之)
古くからある住宅地と幹線道路との接点に建つ二世帯住宅。もうすぐ上棟です!
各世帯の住環境を支える機能的な住宅棟と、それを周辺環境から守るように包む“茫漠”とした大空間が、
家族の多様なあり方、暮らし方を許容する、柔軟な構成を提案。
付かず離れずの心地よい家族の関係を包む、おおらかな空間を目指しています。
春には完成を予定しています。

SDC /燕の歯科医院(担当:平野勇気)
新潟県燕市内にて計画を進める歯科医院新築。もうすぐ上棟です!
公園には素敵なソファが置かれ、そして公園には診察台が置かれている。そんな公園のように開かれた歯科医院。
それでもそこは、誰かに覗かれる事もなく優しく守られる、町の片隅にある籠った拠り所。
クライアントと一緒に「こんな歯科医院欲しかったね!」という思いを沢山詰め込んで
この春開院を目指し、色々な才能との恊働が始まっています。今後の進捗を是非楽しみに!
齋藤歯科医院~幸せを考える歯科医院~:http://tsubame-saito-shika.com/

toga house /砂丘の家(担当:平野勇気)
新潟市西区にて計画中の住宅。砂浜にパラソルを建て日陰をつくり、緩やかに自分たちの領域を囲い込む。
そんな、いつかの夏の思い出を巡らせ、まずは砂丘に直径30cmの丸太柱を立てて、大きな傘を架けてみました。
丸太には板を差し込みそれを階段とし、丸太の周りには好きな家具を散りばめて。
決めすぎず、計画しすぎず、まずは丸太と傘でゆるく守られた拠り所を砂丘に作ります。

shiro house /秋田楢山の家(担当:間遼一)
秋田県秋田市楢山で進む、27坪の狭小角地にたつ住宅プロジェクト。
この春着工を目指し最終調整中。
雪の挙動や、歩道なく敷地に迫る道路との関係を考慮し、角2面の壁をスウェーさせています。
それにより生まれる大きな三角開口。
そこからこぼれる生活や光、ここから取り込む楢山の桜や車のヘッドライト。
この窓が「町と生活」「生活と四季」をつなぎ、日常に豊かな変化をもたらすことを目指しています。

hara house /中之島のテントハウス(担当:嶋田貴之)
長岡市中之島のテントのような公民館のような住宅プロジェクト。
ローコストで大きな空間を実現するためにトラス構造を採用。
材料は全て120角材という安価な一般流通材。実験、検討を重ねる必要が大きく、
色々なスペシャリストの協力を仰ぎながら慎重に、ダイナミックに進めていきます。
2018.6に着工を予定。

ishi house /三条北入倉の家(担当:間遼一)
三条市北入倉にて計画中の二世帯住宅プロジェクト。
大きな農家の家を細かく分譲し生まれたニュータウン。
建ち並ぶ総2階建ての家がこの敷地には少し大きく感じ、1.5階建てくらいの大きさの2階建てを提案。
それにより建物はすごく身近になり、建築に触ることができ、腰をかけることができるようになった。
そんな、原っぱにあった土管のような建築の在り方をこの土地で目指しています。
この春、着工を予定しています。

nita house /長岡花園の家(担当:平野勇気. 嶋田貴之)
昨年11月から始まりました長岡のコートハウスプロジェクト。
敷地の周辺をかなり広い範囲でリサーチし、敷地の歴史をかなり古くまでリサーチし、
敷地の気候をかなり深くまでリサーチし、担当スタッフと東海林、時にはスタッフ全員でこの敷地についてとことん語り合います。
まずはその土地をよく知りよく好きになる。東海林事務所において、プロジェクトはいつもこうして始まります。

そして2017年の締めは28&vinにて忘年会。美味しかった。楽しかった!
珍しく朝3:00までカラオケなども楽しんでしまい。。。
2018年にはまた、どんな出会いとチャンスがあるのか楽しみでなりません!
志し高く、都市に建築に提案をしていきます。
引き続きの、ご注目をどうかよろしくお願い申し上げます。
また、
皆様にとりまして今年も素晴らしい一年となりますよう心からお祈り申し上げます。

2018.元旦
株式会社東海林健建築設計事務所
代表取締役 東海林健

Related post

関連記事はありません。

PageTop